生活保護と本当に必要なもの、その32015年11月17日 21:43:07

 この話も3篇になる。仕事が帰り近所のキャリア系携帯電話のお店によってみた。どこのキャリアもiPhone6sの売り込みに熱心だ。値段を見て驚いた。128GBモデルになると価格12万円強!恐ろしい値段である。そんなものを受給者がかっている。よくよくみると割賦販売が主体とのこと。それも2年間の縛りがかかる。普通割賦販売となると今やクレジットカードがないと受け付けてくれない。それが携帯電話だとキャリアが割賦販売をする。これで受給者が高価な端末を買う敷居が低くなるわけだ。逆に液晶テレビを買おうとしても、クレジットカードが作れない受給者は手が届かない。かくして生活保護世帯に液晶テレビなくしてiPhoneが鎮座するわけだ。
 私の知り合いの生活保護受給者は人一倍、「みんなと同じものが欲しい」という。「あんたが車を持ってるなら僕たちも車を持てる。」彼は車を欲しがった。昨秋私が車を買い換えるという話を聞き付けて、彼は私に「車を譲って欲しい、どうせ下取りに出しても値段がつかないだろう?」完全足元を見られた。私が駐車場のことを聞くと、彼は軽自動車は車庫証明が甘いから大丈夫。裏の農道に置いておけば大丈夫、また任意保険の事を聞くと(もちろん彼に任意保険の支払い能力はない)「大丈夫、ゆっくり走るから、それと僕たちが事故を起こしても取られるものはなにもない」ここまで来ると確信犯である。もし彼に車を譲って万一事故を起こした場合、それ以前に駐車違反をして車庫証明を取得しないのを知って車を譲った場合、私の責任になる。よって彼に車を譲渡することはしなかった。その後彼は私のことを散々罵ったが。

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