生活保護と本当に必要なもの、その12015年11月15日 00:11:04

 私は何も生活保護受給者を攻めているわけではありません。ただ常識と照らしあわせていかがなものかと思っていることを書いているだけです。
 日本で生活保護世帯が急増しているのは報道で既知のとおりだと思います。行政でも急増に対して生活保護受給者に対して就労指導などを積極的に行い、一人でも受給者を減らす努力をしています。
 私も去年の秋まで、生活保護を受給している方の支援活動をしたことがあります。しかし去年の年末それを止めました。
 それは去年の秋のことでした。ある受給者からスマートフォンのことに関して相談がありました。私と同じ50代のご夫婦でした。携帯ではドコモを契約してました。夫婦で二台あれば普通は足りると思います。それが何故か一人にスマホ1台にガラケー1台。夫婦で延べ4台も契約していました。ガラケーをかわされた理由は、「スマホよりガラケーのほうが通話料は安いから」だそうです。3G回線でしたらそうかもしれない。スマホの契約だって同じ世帯なら無料になるし、そうそう外部に電話することなんてないと思う。明らかにドコモの策略に乗ってしまったのです。彼はおかげで4台の端末のために月3万円を超える代金を払い、たださえ少ない生活費を圧迫したのです。にわかには信じられない話でした。続きます。

生活保護と本当に必要なもの、その22015年11月15日 15:30:02

 きのうの続きです。彼は最近になりiPhoneを入手したのです。詳しい契約内容はわからないのですが、端末代金が縛り期間無償になる16GBモデルではなく、64GBモデルだそうです。端末代金は当然毎月の料金で請求され、受給者である彼の生活を直撃します。およそ1万円は上乗せされていく。
 更に驚いたことは彼の家を訪問した時、デジタル放送対応液晶テレビがなかったこと。なのにiPhoneがある。何か本末転倒なような気がする。そう思うのは私だけか?