2018年3月まで通っていたA型授産施設の話・・・その32018年05月27日 10:55:11

 本当にあの事業所は叩けばいくらでも埃が出てくるとしか言いようがないところである。
 今日は二人の左半身麻痺の利用者のうち、女の方について書きたい。この女、年齢は40歳。なんと既婚である。あの事業所では午前中は健康ランド店舗の清掃でした。普通だったら両手で雑巾絞って掃除するのだが、彼女は右手しか使えないからはっきり言ってなんにもできない。できるとしたら毛くずを取るコロコロを片手で扱える程度。みんなに仕事ができないところを肩代わりしてもらっているくせして、社歴だけは長いので、みんなに支持を出すなどでかい口を叩いていて、女性の利用者の間でもあまりよく思われてなかった。
 午後は部品の組み立てをするのだが、はっきり言って「お客様」状態。殆どできない。たとえやれる仕事があったとしても、能率は普通の人の四分の一以下。そのくせ私語がやまない。口ばっかり!
 この女、さらに余録があった。超ヘビースモーカーなのだ。一日タバコを60本吸うという。休日家にいるときはただタバコを吸ってばかりいると言う。
 結婚しているが家事は余りやってないと言う。同居している母親が代わりにやっていると言う。結婚して数年経っているがヘビースモーカーということもあり、未だに子どもはいない。というかあんなにタバコを吸っているようでは妊娠はできまい。
 この女、一時私もFB でつながっていた時もあり、それで経歴がわかった。最終学歴は「高等専修学校卒業」であった。間違えないで欲しい。「高等学校卒業」ではないのである。高等専修学校は中学を卒業してからの進学先の一つである。教育課程を調べてみたのだが、商業高校などでも学ぶ簿記やPCの教科が中心になり、後は国語や社会がある程度。理数系の教科は皆無であった。この内容であるとすると、専修学校だけを卒業しても大学進学資格はないと思われる。どうしても進学を希望するとするなら通信制高校とのダブルスクールになると思われる。
 彼女のように、半身麻痺で生まれてきたら就学指導で養護学校(特別支援学校)への就学を指導するはずである。彼女の親はそれを断り普通の小学校・中学校に進学させたと思われる。ところが高校進学の段階で、障害の影響で、知的水準が普通より少し低く高等専修学校に進学させたと思われる。
 彼女の親はおそらくうちの子は体が不自由なだけであとは普通なんだということで、この様な進路を歩ませたと思われるが、それが彼女の幸せにつながったか、甚だ疑問である。

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